等々力1丁目7

ここで、目黒通りを右折。等々力渓谷 谷沢川に向かっていく。


等々力渓谷へ

長い下り坂。ショートカットされた谷沢川はここまで深く浸食した。軽自動車のいるあたりが底になり、川が流れている。等々力渓谷として景観が残されているのは、その右手。
今回の面接授業以降、坂道が気になるようになったw


矢川橋

等々力渓谷として整備、保存さている下流は、矢川橋まで。上流はゴルフ橋。ここから谷沢川にそって登っていく。


等々力渓谷案内図

矢川橋からすぐの小公園にある案内板。なかなか優秀な説明で、歴史、植生の図、そして湧水について書かれている。案内板には、日本庭園の存在などが描かれているのだが、今回の授業にはまったく関係しないので、完全にスルー。
まあそれほどすごい庭園じゃないんだろうが、一人で来ているなら見て、庭師の好み、腕などをアレコレ考えただろう。


等々力渓谷案内 歴史

歴史といってもそれほどドラマチックな事件があったわけではないのだがw 先の目黒通りにあったのも、横穴古墳だと思う。公園として整備され、等々力渓谷として観光資源となってそれほど時間がたっていないこともわかる。


等々力渓谷案内 植生

説明文は湧水についてだが、どのような植物があるのかを示している絵。これは授業を受け、自宅でこの図を見ていると、けっこうありがたい。そうそう、こんな姿の奴があったよね、林冠の植物はこうですよと、先生が説明していたよね、などなど、ノートの不備を補ってくれるw なかなかフィールドでノートをしっかりとるのは大変だ。カメラとかペン、ノートなど、首からかけておかないと厳しいな。


等々力渓谷案内 湧水

33か所の湧水があり、ゴルフ橋から下流にいくほど谷沢川の水質が改善されている旨が書かれている。要するに湧水がキレイだから川の水もきれいになっているのだ・・・と。上流のほうが水がきれい・・・という自分の常識を覆してくれたのはいいんだが・・・。
水質の改善だが程度問題なんだろうと思う。初日の教室での授業で、飲める湧水ではないという話をされていたが、現地でもまた繰り返される。


等々力渓谷 陰樹

植生の変化について説明される。教室でも話してもらった内容だが、様々な植物の現物を見ながらだと、納得もいくし記憶にも残る。


等々力不動尊

等々力不動尊のあたり。今回は仏像などはどうでもよくて、バックの崖こそが問題。石像のあたりは渋谷粘土層(岩盤)で、砂礫層がある。木の根のが岩盤にはなかなか入っていけない。境はそのあたりにある。


等々力の湧水

湧水は、渋谷粘土層の上から湧き出る。砂礫の層を地下水が流れている。きれいな湧水のようだが、飲料には適さない。自然の浄化力を越してしまうほど人の生活がある。


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